ヒロトの投資日記

投資活動を徒然記します

日本株かアメリカ株か

IMF経済見通しを参照すると、2021年のGDPの伸び率1.6%と先進国、新興国を含めて最低値です。はずれ値かと思うほど低い値です。日本オワコンと言われても仕方ないです。対して、米国は5.7%と高い水準にあります。GDPと株価には相関があるようですので、日本株に対して評価が下がるのはもっともです。

 

しかし、絶対値だけではなく、経時変化をみてると、日本は2022年には2.4%と上昇し、2023年は2.3%です。対して米国は5.7%→3.3%→2.3%と低下する見通しです。日本は現在評価が低く、日本企業も利益効率は悪いと言われていますが、この非効率性が改善すれば伸びしろはあると考えられます。対して、米国はこれ以上改善の余地がなく、GDPの低下が見通されるならば、日本株の方がパフォーマンスがよいということも考えられるでしょう。また、日本の企業に改善がみられず低成長のままで、米国が予想を裏切って成長するということも考えられます。

 

結局、日本オワコンとして切り捨てるのではなく、両方半々で株式を持っていたほうが無難なのではという結論に行き着きます。今は、円安ですが、米国株は消費者物価指数の上昇をうけて株価が下がり、そこそこの値段になりそうですから、日本株と米国株を半々ずつコツコツと積み上げていきたいと思います。